【終了】自動運転車の事故の法的責任に関するシンポジウム「協調型自動運転 ~技術と法的課題~」
- 日時
- 2023年3月31日(金)15:00~17:00
- 場所
- オンライン開催(Zoom ウェビナー)
「地域を次世代につなぐマイモビリティ共創拠点」では、運転する/しない/できないの別なく、人にも社会にも公平なアクセスができる超移動社会の実現を産学官民連携体制で目指しています。
その手段のひとつである自動運転の実現にあたっては車両側技術の発展だけでなく、信号情報や交通規制情報といったインフラに関わる情報を車両側とやりとりするためのデータ連携技術が有用と言えます。ITS・自動運転に係る政府全体の戦略である「官民 ITS 構想・ロードマップ」においても、インフラ協調型自動運転システムのための技術開発やインフラ整備が重要施策となっています。一方で、交通ルールや取得データに含まれる個人情報の取扱い、事故時の責任といった法的課題の整理なども、自動運転の実現には不可欠です。
本シンポジウムでは、官民で検討が進められている協調型自動運転の技術開発の現状や法的課題についてご紹介します。
■本シンポジウムのポイント■
*警察庁 長官官房 参事官(高度道路交通政策担当)池内久晃氏をお招きし、「協調型自動運転システムへの情報提供等のあり方に関する検討会」(警察庁)における議論状況についてご紹介いただきます。
*自動運転サービス実現に向けたコンソーシアムにおいて、信号情報や車両情報を利用したデータ連携プラットフォーム開発におけるチームリーダーを務める高田広章(名古屋大学 教授)が、現在の開発状況についてご報告します。その後、これを社会実装するにあたって生じる可能性がある法的課題について、弁護士の森田岳人(名古屋大学 客員准教授)がご説明します。
*最後に、技術、制度および法律上の将来的な課題について、講演者同士が議論します。
地域を次世代につなぐマイモビリティ共創拠点
名古屋大学が国立研究開発法人科学技術振興機構「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」の採択を受け、産官学民の共創の場として設立したものです。『みんなの「行きたい」「会いたい」「参加したい」をかなえる超移動社会』の実現に向けて、工学、法学、心理学、芸術学等の学際領域でモビリティ研究を推進しています。詳しくは、こちら
主 催 |
地域を次世代につなぐマイモビリティ共創拠点 中京大学 法務研究所 |
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後 援 | 松田綜合法律事務所 |
参加費 | 無料 |
プログラム
開会の挨拶
挨拶: 森川 高行
名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 教授
地域を次世代につなぐマイモビリティ共創拠点 プロジェクトリーダー
趣旨説明: 岩月 泰頼
名古屋大学 未来社会創造機構 客員准教授/松田綜合法律事務所/弁護士
講演
協調型自動運転システムへの情報提供等の在り方に関する検討会の結果について
池内 久晃 氏
警察庁 長官官房 参事官(高度道路交通政策担当)
データ連携プラットフォームの紹介(仮)
高田 広章
名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所長・教授
協調型自動運転に関する法的問題(仮)
森田 岳人
名古屋大学 未来社会創造機構 客員准教授/松田綜合法律事務所/弁護士
クロストーク
モデレーター:岩月 泰頼
名古屋大学 未来社会創造機構 客員准教授/松田綜合法律事務所/弁護士
パネリスト:上記講演者 3名
閉会の挨拶
挨拶:中川 由賀
名古屋大学 未来社会創造機構 客員教授/中京大学 法学部 教授/弁護士
申込方法
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お問い合わせ先
地域を次世代につなぐマイモビリティ共創拠点(名古屋大学)
E-mail:info-mymobi[あっと]mirai.nagoya-u.ac.jp [あっと]を@に変更してお問い合わせください。