「中部先進モビリティ実装プラットフォーム(CAMIP)」が発足!
一般社団法人中部経済連合会と名古屋大学は、産学官の連携を通じて次世代モビリティの産業形成を進めるための枠組み「中部先進モビリティ実装プラットフォーム」を立ち上げ、5月20日(木)にキックオフイベントを開催しました。
本プラットフォーム(Chubu Advanced Mobility Implementation Platform、通称CAMIP)では、中部経済連合会の会員企業や中部圏の大学・研究機関、自治体が連携して、プロジェクトにおけるパートナーマッチングや、モビリティ共通基盤の開発などを行います。当面は自治体や企業などが進めているプロジェクトの支援に取り組みますが、地域の特性に合わせたモビリティまちづくりやビジネスモデルの設計など、自ら企画するプロジェクトも徐々に立ち上げていきます。モビリティ社会研究所は、中部経済連合会とともに幹事役として、CAMIPの推進に貢献します。
CAMIP 3つの取り組み
1.地域や風土に応じた「モビリティまちづくり」を、自治体などと連携して企画・設計すること
2.企画・設計した「モビリティまちづくり」を社会実装して、パッケージを進化させ続けること
3.「モビリティまちづくり」に必須なビジネスモデルや要素技術を自らイノベートすること
キックオフイベントで紹介されたCAMIP支援プロジェクト
・SRT 車両開発(名古屋市)
・高蔵寺ニューモビリティタウン(春日井市・名古屋大学)
・MaaS in 静岡×情報銀行(中部電力株式会社・静岡鉄道株式会社)
ナゴヤ・イノベーターズ・ガレージで開催されたキックオフイベントでの記念撮影(2021年5月20日)
左から、森川高行教授、水野明久会長(中経連)、松尾清一総長、佐々木眞一委員長(中経連 産業・技術委員会)