【終了】第1回 名古屋大学高等研究院ウェビナー(高等研究院x未来社会創造機構)「未来を見据えるコロナ禍の研究者たち」
- 日時
- 2020年6月2日(火)9:40~13:00
- 場所
- オンライン開催(Zoom ウェビナー)
主 催 | 名古屋大学 高等研究院 ・ 名古屋大学 未来社会創造機構 |
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定 員 | 500名 |
参加費 | 無料 |
プログラム
2019年11月、中国の武漢で発生が確認された新型コロナウイルスは、数ヶ月でまたたくまに世界に蔓延し、2020年5月中旬の現時点で、全世界で約480万人以上の感染者が確認されています。この疫病によって、医療機関への多大な圧迫、自粛による経済活動の著しい低下、恐怖と猜疑心、科学への期待や楽観視などが沸き起こり、社会の仕組みも大きく変えつつあります。
こういった混乱の最中に、学術研究の最前線に立つ研究者たちは、研究や調査をどのように進めていくのか? この災厄にどのように立ち向かうのか? あるいは共存するのか? 例えば、天文観測や考古学研究などの分野の現場に行くことができない研究者は、このコロナ禍の中、どのように研究を発展させることができるのか? 生物学者は、実験を縮小、中断せざるを得ない中、どのように研究を進められるのか? 数学者は、黒板のない世界では、数式の練り上げ方はどのように変わるのか? 社会課題解決に取り組んでいる研究者は、社会の変容をどのようにとらえて、学術と社会の未来をどう描いているのか? フィジカルなリアリティの有無は、教育にどのようにポジティブあるいはネガティブな影響を与えるのか?
名古屋大学高等研究院および未来社会創造機構は、それぞれ基礎研究および応用研究を担う「車の両輪」として名古屋大学の研究推進に寄与するものと位置付けられています。未来を見据えた新たな展開について、新進気鋭の研究者たちが、それぞれ専門の研究分野から、コロナ禍を経験した我々の未来像について発表します。本ウェビナーに奮ってご参加いただき、発表内容や、今後派生するであろう困難さや問題、その解決方法について、忌憚のないご意見を頂きたいと思います。
09:40-09:50 | 司会挨拶 河江肖剰(高等研究院) |
09:50-10:00 | 開会挨拶 周藤芳幸 高等研究院長 |
10:00-10:15 | 川本悠紀子(人文学研究科 准教授)
「コロナの時代の西洋古典学」(座長:河江肖剰) |
10:15-10:30 | 水多陽子(高等研究院・ITbM YLC特任助教)
「コロナ禍における植物研究者の変容と進化」(座長:菅野里美) |
10:30-10:45 | 風間慎吾(高等研究院・KMI現象解析センター YLC特任助教)
「イタリアでの暗黒物質探査実験はコロナ時代でも止まらない」(座長:西澤淳) |
10:45-10:55 | 休憩 |
10:55-11:05 | 司会挨拶 井藤 彰(未来社会創造機構) |
11:05-11:20 | 藤原幸一(工学研究科・マテリアルイノベーション研究所 准教授)
「AI/IoTによるソーシャルディスタンス社会におけるヒトのセンシング」(座長:井藤彰) |
11:20-11:35 | 大山慎太郎(医学部付属病院 特任助教)
「モビリティ社会におけるHospital as a Service: HaaS」(座長:湯川博) |
11:35-11:50 | 島崎敢(モビリティ社会研究所 特任准教授)
「ポストコロナ禍のモビリティを考える」(座長:青木宏文) |
11:50-12:00 | 休憩 |
12:00-12:40 | パネル・ディスカッション(ファシリテーター:杉山直 国際高等研究機構長) |
12:40-12:50 | 総評 松尾清一 総長 |
12:50-13:00 | 閉会挨拶 佐宗章弘 副総長・未来社会創造機構長 |
詳細は こちら をご覧ください。
申込方法
下記のWebサイトからお申込みください。→ 受付は終了しました。
https://nagoya-iar-webinar-001.peatix.com/
なお、本ウェビナーは録音され、高等研究院のYouTubeにアップされます。
お問い合わせ先
名古屋大学高等研究院事務室
電話:052-788-6051
E-mail:nu-iar[あっと]adm.nagoya-u.ac.jp [あっと]を@に変更してお問い合わせください。