【終了】研修会「むちうち症の生体力学的考察 ー新しい着眼点を踏まえた再整理ー」(主催:日弁連交通事故相談センター 愛知県支部)
- 日時
- 2023年11月22日(水)15:30~17:00
- 場所
- オンライン開催(Zoom ウェビナー)
公益財団法人日弁連交通事故相談センター 愛知県支部では、業務知識の向上などを目的とした研修を弁護士向けに実施しています。通常は弁護士会会員向けの研修会ですが、今回は一般の方にもご参加いただけます。
近年、自動車業界では、CASEという言葉に代表される目まぐるしい技術革新が進んでおり、移動に新たな価値を与えるサービスが生まれはじめています。このような業界の変化に伴い法制度も毎年のように改正されています。しかし、交通事故紛争の現場は、必ずしもこのような状況変化を取り入れて進化しているとは言えません。
今回の研修会では、水野幸治 教授(名古屋大学大学院工学研究科/未来社会創造機構モビリティ社会研究所 兼務)をお招きし、生体力学の観点から交通事故の瞬間に搭乗者の身体がどのように動き、それによって身体のどの部分に負荷がかかって傷病が発生するのか、受傷機転のメカニズムをお伺いします。特に、医学的所見が自覚症状に限られるむちうち症の発生の有無や程度を、どのような要素から評価するのが論理的に正しいのかを掘り下げます。
【研修会のポイント】
*生体力学の観点から、事故の瞬間の身体の動きを把握するとともに、それに基づいてどのような被害防止措置が車両に搭載されているのかを確認します。
*むちうち症の受傷機転の立証において、どのような要素が評価を左右し得るものであるかを具体的に考察し、従来の裁判実務における常識を再整理します。
主 催 | |
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後 援 | 名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 |
参加費 | 無料 |
プログラム
開会・主催者挨拶
星野 真二
日弁連交通事故相談センター 愛知県支部 副支部長/弁護士
趣旨説明
友近 直寛
名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 特任准教授
日弁連交通事故相談センター 愛知県支部 産学官連携チーム長/弁護士
研修会
むちうち症発生のメカニズムに関する生体力学的考察
水野 幸治
名古屋大学 大学院工学研究科 機械システム工学専攻 機械知能学 教授
(未来社会創造機構モビリティ社会研究所 兼務)
裁判実務における伝統的な考え方の再整理(質疑応答)
水野 幸治
松葉 想、高岡 隼人、立松 知真
※いずれも日弁連交通事故相談センター 愛知県支部 産学官連携チーム員/弁護士
閉会の挨拶
丹羽 洋典
日弁連交通事故相談センター 愛知県支部 産学官連携チーム員(同支部運営委員長)/弁護士
申込方法
◇ 一般の方
お申し込みは、こちら → 受付は終了しました。
◇ 愛知県弁護士会 会員の方
愛知県弁護士会会員ホームページ →「行事一覧」内「研修カレンダー」よりお申込みください。
お問い合わせ先
▼研修会のプログラムや内容について
愛知県弁護士会 事務局 第3課 市民係
電話:052-221-7096
▼視聴方法などについて
地域を次世代につなぐマイモビリティ共創拠点(名古屋大学)
E-mail:info-mymobi[あっと]mirai.nagoya-u.ac.jp [あっと]を@に変更してお問い合わせください。