【終了】研修会「自動ブレーキの整備不良による事故の法的考察」(主催:日弁連交通事故相談センター 愛知県支部)
- 日時
- 2023年10月4日(水)15:00~17:00
- 場所
- オンライン開催(Zoom ウェビナー)
公益財団法人日弁連交通事故相談センター 愛知県支部では、業務知識の向上などを目的とした研修を弁護士向けに実施しています。通常は弁護士会会員向けの研修会ですが、今回は一般の方にもご参加いただけます。
近年、自動車業界では、CASEという言葉に代表される目まぐるしい技術革新が進んでおり、移動に新たな価値を与えるサービスが生まれはじめています。このような業界の変化に伴い法制度も毎年のように改正されています。しかし、交通事故紛争の現場は、必ずしもこのような状況変化を取り入れて進化しているとは言えません。
今回の研修会では、一般社団法人車載データ解析協会(CDRA)が2023年8月29日(火)に実施した「ADAS搭載車両とデジタルデータを用いた自動車事故の実証実験」において検証する法的問題点について解説します。衝突被害軽減ブレーキがセンサーの整備不良により誤作動を起こしたことが交通事故発生の原因の一端となってしまった模擬事例を取り上げ、当該事例における事故同時者の法律関係を整理し、紛争解決のためにはどのような課題があるのかといった点に焦点を当てて勉強します。
【研修会のポイント】
*法的問題点の解説にあたって、まずは実証実験において再現した衝突事故の詳細(シナリオ)や当日使用した車両に搭載されているセンサー類などを紹介し、前提となる知識を共有します。
*当該実験により再現した衝突事故の法的問題点について、日弁連交通事故相談センター愛知県支部の委員(弁護士)が解説したのち、その解決方法について複数の委員(弁護士)によるパネルディスカッションを実施します。
主 催 | |
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後 援 | 名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 |
参加費 | 無料 |
プログラム
開会・主催者挨拶
星野 真二
日弁連交通事故相談センター 愛知県支部 副支部長/弁護士
趣旨説明
友近 直寛
名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 特任准教授
日弁連交通事故相談センター 愛知県支部 産学官連携チーム長/弁護士
研修会
実験概要説明
友近 直寛
一般社団法人車載データ解析協会(CDRA) 理事
民事損害賠償責任における法的問題点の整理
山下 祐司
日弁連交通事故相談センター 愛知県支部 産学官連携チーム員/弁護士
主張立証活動の方法についてパネルディスカッション
司会:山下 祐司
パネリスト:松葉 想、高岡 隼人、立松 知真
※いずれも日弁連交通事故相談センター 愛知県支部 産学官連携チーム員/弁護士
閉会の挨拶
丹羽 洋典
日弁連交通事故相談センター 愛知県支部 産学官連携チーム員(同支部運営委員長)/弁護士
申込方法
◇ 一般の方
お申し込みは、こちら → 受付は終了しました。
◇ 愛知県弁護士会 会員の方
愛知県弁護士会会員ホームページ →「行事一覧」内「研修カレンダー」よりお申込みください。
お問い合わせ先
▼研修会のプログラムや内容について
愛知県弁護士会 事務局 第3課 市民係
電話:052-221-7096
▼視聴方法などについて
地域を次世代につなぐマイモビリティ共創拠点(名古屋大学)
E-mail:info-mymobi[あっと]mirai.nagoya-u.ac.jp [あっと]を@に変更してお問い合わせください。