名古屋大学学生フォーミュラチームFEMが、「第21回学生フォーミュラ日本大会2023」で、総合15位、EV部門優勝を獲得しました！
8月21日（月）から25日（金）にオンライン開催（静的審査）、8月28日（月）から9月2日（土）の間に静岡県の小笠山総合運動公園において現地開催（車検、動的審査）された第21回学生フォーミュラ日本大会2023において、名古屋大学学生フォーミュラチームFEMが、総合15位、EV部門優勝を獲得しました。
学生フォーミュラでは、フォーミュラスタイルの車両を学生自らが構想し、設計・製作までを行います。競技は、車両の走行性能を競う動的競技だけでなく、製作技術・生産方法や企画・販売といった要素を競う静的競技もあり、ものづくりの総合力が評価される大会です。今大会には、国内外から77チーム（内EVクラス23チーム）が出場しました。
本大会は、ICV（エンジン）車両とEV車両が認められており、本学フォーミュラチームFEMは、EV車両で出場しました。昨年は制限時間内に車検をクリアすることができず、EVクラスへの転向以降初めてEVクラス連覇を逃しました。そこで、今年度の開発では車両の信頼性や整備性、製作方法を見直すことで車両の改善を図り、アクセラレーション競技で日本記録を大幅に上回るタイムを記録するなどEVクラス優勝を果たし、ICVとの全チーム総合では15位を獲得しました。また、その他にも多くの特別賞を受賞しました。獲得した賞は以下の通りです。
EV総合優秀賞（＝EVクラス 1位）
国土交通大臣賞（＝EVクラス 1位）
デザイン賞 1位（＝デザイン審査 1位）
プレゼン賞 1位（＝プレゼン審査 1位）
加速性能賞 1位（＝アクセラレーション審査 1位）
スポーツマンシップ賞（3校が受賞）
最軽量化賞（EV）
CAE特別賞 2位
ベストコンポジット賞 1位
エルゴノミクス賞 1位
MathWorks賞 1位
ベストエアロダイナミクス特別賞 1位
集合写真
今大会のマシン
