【終了】次世代モビリティ社会を考える夕べ 第5夜「移動の価値とモビリティの未来 (4)」
- 日時
- 2020年11月16日(月)18:00~20:00
- 場所
- オンライン開催(Zoom ウェビナー)
CASEに代表される次世代モビリティ技術の発展・普及、スマートでレジリエントな都市デザイン、そしてそこで生活する人間。これらが織りなす「次世代モビリティ社会」はどうあるべきか?企業、行政、大学などの研究機関は、今後何をしなければならないか、毎回ひとつのテーマを取り上げて、モビリティ社会研究所のメンバーが、オンライン参加者とともに考えていきます。
主 催 | 名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 |
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後 援 | 一般社団法人 人間機械協奏技術コンソーシアム ヒューマンセントリックモビリティ委員会 |
参加費 | 無料 |
内容
社会的価値研究部門の久木田水生准教授が代表者を務める「未来社会創造プロジェクト:移動の価値とモビリティの未来」のセミナーシリーズ。今回は、考古学者の西秋良宏先生と松本直子先生をお招きします。
18:00-18:05 趣旨説明
ファシリテーター
久木田 水生 社会的価値研究部門 准教授(情報学研究科 社会情報学専攻)
18:05-18:50 「ホモ・サピエンスの拡散と旧人との交替」
西秋 良宏 先生(東京大学 総合研究博物館・館長)
我々ホモ・サピエンス(新人)の祖先集団は20万年以上も前のアフリカに誕生し、まもなく、ユーラシア大陸に足を踏み入れた。しかしながら、先住集団と交替しユーラシア各地に定着したのは約4万年前以降である。その間、彼らがどんな経験をしたのかは専門家ならずとも興味をそそられるところである。先史時代に起こったもう一つの大規模な集団交替劇としては、農耕民の拡散による狩猟採集民の減少が知られている。この講演では、この二つの交替劇を比較しながら、新人旧人交替劇の性質について考えてみる。
18:50-19:35 「フロンティアに挑む人類:出ユーラシアから見えてくること」
松本 直子 先生(岡山大学大学院社会文化科学研究科・教授)
私たちホモ・サピエンスはアフリカを出てユーラシア大陸の各地に広がっていった。さらに、他種の人類がほとんど到達できなかったアメリカ大陸やオセアニアの島々にも移動した。アメリカ大陸へ移動するときには極寒の地を経由しなくてはならず、目視できない目的地へ航海する技術がなくてはポリネシアの島々へ渡ることはできない。リスクを冒してフロンティアに進出したのはなぜなのだろうか。ユーラシア大陸を出て、さまざまな環境で新たな文化・環境を作り出していった人々の営みは、すでに地理的なフロンティアが失われつつある現代の私たちが次にどこを目指すべきかについて示唆を与えてくれるだろうか。
19:35-20:00 質疑応答とディスカッション
ご参加にあたって
*視聴の方法については、お申込みいただいたメールアドレスにご案内します。
*カメラ・音声ともに「オフ」の状態で視聴していただきますので、お気軽にご参加ください。質問はチャットで受け付けます。
*スマートフォン・タブレット端末で視聴の場合は、事前にZoomアプリのインストールをお願いします。
パソコンの場合、Webブラウザ(Google Chrome、Firefox、Chromium Edge推奨)からも視聴できますが、一部の機能が制限される場合があります。
*本ウェビナーをライブ視聴できるのは、事前に参加申し込みされた方のみとなります。他の方への視聴URLの転送はお控えください。
*本ウェビナーの録画・録音・撮影については、固くお断りいたします。
申込方法
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お問い合わせ先
国立大学法人 東海国立大学機構
名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所
E-mail:gremo_info[あっと]mirai.nagoya-u.ac.jp [あっと]を@に変更してお問い合わせください。
電話:052-747-6390(平日 9:00-17:00)